よき先生との出会いに恵まれ、慶應大学へ進学【みんなの育WELL:S.Tさん】

こんにちは!
0歳からの幼児教室 EQWELTIMES編集部です。
今回の「みんなの育WELL」では、慶應大学に進学したS.Tさんを紹介します。
Sさんは前回紹介したR.Sさんのお母さんからのご紹介で、年中から大阪の千里丘教室に入室しました。
〔参考〕夢を叶え、国立大学の医学部に進学!【みんなの育WELL:R.Sさん】
幼少期のR.Sさん(左)とS.Tさん(右)
入室当時(4歳)はまだ名前が書けず、食べるのも遅く、何をしても遅かったとのこと。
それはやる気が無いわけではなく、元気があり過ぎてジッとしていられなかったのが原因でした。
けれど、大好きな電車のおもちゃで遊ぶ時は、集中してずっと遊んでいたそうです。
お母さんはそんなSさんのことをとても心配されていましたが、千里丘教室の岸先生は

お母さんが「こうしなきゃ、あーしなきゃ」と思って、子どものことを(悪く)決めつけないように。
とお母さんに言い続けました。
岸先生&妹と
Sさんは叱られてもどこ吹く風といった感じでしたが、お母さんは岸先生の言葉を受けて、Sさんのありのままを受け入れることに努めながら、
「人を傷つけることと、法に触れることだけはしてはダメ」
と伝え続けたそうです。
小学2年生の時に東京へ引っ越ししましたが、大阪育ちの影響で、とにかく良くも悪くもよく目立つ子でした。
お母さんが学校に呼ばれて、先生から「大阪ではどんな生徒だったんですか?」と聞かれたこともあったそうです。
そんな活発さゆえに、Sさんは友達関係で苦労することもありましたが、お母さんはSさんが学校から帰ってきた時にしっかりと話を聞き、必要に応じてアドバイスをしたそうです。
共働きでしたが、子どもが帰ってくる時間には家にいるように心掛けました(仕事を中抜けして家に帰ることもあったとのこと)。
それくらい子どもが帰ってきたときに話を聞くことを大切にされていました。
幼少期のSさん
時には学校生活に関して言い合いになることもありましたが、育児に疲れてストレスが溜まった時には、岸先生の

子どもに「出ていきなさい」と言うのではなく、自分が外に出ていくように。
という言葉を思い出し、本当に家を出たこともありました。
また、本当に辛いときは、先生に話を聞いてもらって心を立て直していたそうです。
そのようにしながら元気を取り戻し、日々しっかりとSさんの話を聞くように努めました。
Sさんもそのおかげで絶対的な安心感を感じ、大変なことがあっても乗り越えていけたのだと思います。
子育ての日々は大変なことの連続ですが、才能を伸ばして発揮できる環境や、よき先生との出会いもありました。
その一つが、お母さんの友人の紹介による東京FMのボーイズソプラノ合唱団への入団でした。
ここは世界的なオーケストラと一緒に公演することで有名な合唱団でした。
幼少期に世界の一流の人々と交われたことは、後々、物事に対する取り組み方に大きな影響を与えました。
高校受験の時には、希望を「早慶」としましたが、受験直前でD判定になり、お母さんも心配になって「大丈夫なの?」とSさんに聞くと、
「自身としては順調であり大丈夫。何とかなる」
と本人が言っていた通りに、見事、受験した全ての学校に合格しました。
高校時代のSさん
Sさんの話では、EQWEL教室に通ったおかげで、計算力やイメージ力が身につき、数学の複雑な問題も頭の中で答えを出せるようになっていたそうです。
特に数学は受験時に大きなアドバンテージになりました。
また、多角的な考え方をするための頭の使い方が身につき、常に勉強でトップというわけではありませんでしが、目標を達成できる子に育ったとのこと。
合唱団の先生や塾の先生からは共通して「一番手がかかった子」と言われましたが、「やる時にはやる子」とも言われていました。
お母さんは、岸先生をはじめ、合唱団の先生、塾の先生など、

私の手に負えない部分は、周りが育ててくれました。
と言われています。
Sさんは、大学生となった今も合唱団の先生に呼ばれて、団のお手伝いしているそうです。
手が掛かる子ほど可愛いという一例かもしれません。
大学生になったSさん
今は理工学部で建築を学びながら、リアルだけでなく仮想空間でも喜んでもらえる作品を作りたいと励んでおり、今後の活躍がとても楽しみです。
最後にお母さんから子育てをしている保護者へのメッセージです。

帰ってきた時に、子どもは「今日ねー」と言って話し出します。
一番話を聞いてほしい時間であり、その子のことが一番わかる時間だから、是非話を聞いてあげてほしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。