子どもの興味に寄り添って、上手に導く 【浦谷博士のEQ力コラム vol.23】
みなさん、こんにちは。
EQ力を育てるEQWELチャイルドアカデミーの浦谷です。
EQWELの新キャラクターのいっくんが
「ゆるキャラグランプリ2020」に参加しています。
8月末現在は36位ですが、30位以内に入ると、10月の本選に参加できます。
いっくんに是非とも本選に参加してほしいと思っていますので、
皆様も投票していただけると有難いです。
9月25日まで毎日1票、投票できますので、是非応援のほどよろしくお願い致します!
(私も毎日投票しています(^^))
※投票にはID登録が必要です。
投票の際は、お手数をおかけしますが、ご登録をお願い致します。
ID(メルアド)登録サイト
https://vote-yurugp.secureserv.jp/jp/members
いっくん投票サイト
https://www.yurugp.jp/jp/vote/detail.php?id=00004242
いっくんへの投票もそうですが、何か新しいものごとを始めるときには、
優しくて面倒見のよい人が導いてくれるとスイスイ進み、興味もスキルもぐんぐん深まります。
子どもとの接し方も同じです。
子どもが何か新しいことに興味を持ったら、
子どもに寄り添って、楽しく取り組めるように導くのがよいのです。
今回はそのポイントを「子どもの興味に寄り添って、上手に導く」
というテーマでお伝えいたします。
「寛容の愛」と「律する愛」の特徴
子育てスタイルの優しさと厳しさ。
これまで紹介したように、「寛容の愛」と「律する愛」はともに大切です。
特に、まずは「寛容の愛」を十分に伝えることが子どもを成長させるカギになります。
「寛容の愛」には、子どもの努力する姿勢を養う力があります。
学業やスポーツ、芸術、社会に出てからの仕事や趣味、
何事においても成功を収めるには、
やり続けることが重要で、そのきつい努力を続けるには、
取り組みを楽しんでいることが大事になります。
ベンジャミン・ブルーム博士の研究:励ましの効果
アメリカの心理学者であるベンジャミン・ブルーム博士は、
興味のあることを見つけて掘り下げていく段階を「初期」と呼んでいます。
彼は、この段階では励ましを受けることが何よりも必要なのだと説いています。
ブルーム博士らの研究により明らかになったのは、
物事に取り組む最初の段階で最も望ましいのは、
優しくて面倒見のよい指導者を得ることでした。
最初の学びを楽しく、満足感を得られるものにしてくれる指導者です。
なぜなら、入門時の基礎的なことは、ほとんど遊びを通じて学ぶものだからです。
最初のうちは学習、練習というきちっとした形よりも、
ゲーム感覚で学ぶことにより、楽しみ、好きになり、興味を持ち、続けたい
という気持ちが育まれるのです。
特に子どもであれば、何かはじめるときに何年も先を見据えて、
「これは将来得になるから、これから頑張り続けよう」
などとは考えません。
ただ興味を持ったから試してみるだけ、楽しいから続けているだけ。
だからこそ、乳幼児期の子どもに何か取り組ませるときには、
その子の好きなことを観察し、物事への興味に寄り添い、ほめて、楽しく導くようにします。
また、勉強や習いごとの学習者を対象に行った研究では、
「威圧的な両親や教師は、子どものやる気を損なってしまっている」
ことが分かっているのです。
何かに取り組みだして最初のころは、
子どもの自主性を尊重し、
信頼してある程度の自由を与えるとよいでしょう。
そして、子供が自主的に楽しんで取り組むようになったら、
才能の伸びに合わせて、厳しさを加えていきましょう。
そうすれば、どこまでも自分の力で伸びていく子どもになります。
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