失敗は成長へのプロセス!子どもが失敗したときの対応方法

最終更新日:2024/07/04

こんにちは!
0歳からの幼児教室EQWELチャイルドアカデミー
EQWELTIMES編集部です。

子どもが失敗したとき、どのように対応していますか?
日本人は概して失敗に対して不寛容で、厳しい見方をすることが多いものですが、どんな物事でも、失敗をゼロにすることはできません。
ましてや子どもの場合は尚更です。

子どもが失敗をするのは、子どもとして自然なことです。
自分と他人を傷つけない範囲ならどんな失敗をしてもいい。そう思えてきませんか?

今回は、失敗は成長へのプロセス!子どもが失敗したときの対応方法というテーマでお話します。

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1.まずは、失敗を許容する心を持つ

東大生184人に子ども時代の失敗について聞いたところ、以下のような回答結果が出ました。
「失敗後すぐに立ち直ったことがある」:59%
「苦手を克服したことがある」:69%
「やり遂げて嬉しかったことがある」:84%

さらに幼少期から「勉強好き」だった子は、「勉強嫌い」だった子に比べて、それぞれの回答率が10%以上も高かったといいます。

好きなことであれば、子どもは自然と努力をします。
もちろん、たくさん取り組むだけに失敗も多いでしょう。
ですが、楽しいことなのであきらめずに工夫や努力を重ね、失敗を乗り越え成長し、実力を身につけていきます。
そうして小さな成功体験を積み重ねることで、自信も高まり、たとえつまずいても「大丈夫、何とかなる」と思えるようになるのです。

何かの分野で世界一になった人は、その分野で世界一たくさんの失敗をしている、と言います。
「失敗しても大丈夫。失敗から学べれば、それでいいと思うよ」と失敗を許容しましょう。

子どもに語りかける母

  

2.失敗は、教え諭すチャンス

子どもが失敗やミスをしたら、ただ「感情を爆発させて怒る」のではなく、「教え諭すチャンス」として捉えるようにしましょう。

歯磨きの仕方、靴の履き方、食事中のマナー、片付けのルールなど、日頃からそれらの方法や家庭のルールを伝えておけば、
失敗やミスをおかしたときに、子ども自身もある程度、そのことに気づくことができます。
チラッと視線を向けて、「○○ちゃん、それでいいのかな?」と言うだけで、
ハッと気づいてフリーズしてしまうこともあるほど、子どもはよくわかっているのです。

そういったときに怒って失敗やミスをとがめると、子どもは二度と失敗やミスをしないように簡単にできることしかしなくなります。
すなわち、新しいことや難しいことにチャレンジしなくなってしまうのです。

さらに、あまりにも失敗やミスをするたびに怒っていると、「自分はダメな子だからいつも叱られるんだ」と自己肯定感が下がり、
「今できないことは、どうせ成長してもできないだろう」「自分は能力がないから、がんばっても変われないんだ」という「固定思考」になってしまいます。

新しいことや難しいことには失敗やミスがつきものです。
その失敗やミスを通じて、次は同じ過ちを繰り返さないように考え、工夫をすることで子どもは成長していきます。

【まとめ】
・失敗をしたときに強くとがめると、新しいことや難しいことにチャレンジしなくなってしまう
・失敗を乗り越えることで成長し、自信が持てるようになる
・まずは失敗を許容する心を持ち、失敗をきっかけに教え諭すようにする

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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