どう伝える?子どもにお片付けを促す方法

最終更新日:2024/06/13

こんにちは!
0歳からの幼児教室EQWELチャイルドアカデミー
EQWELTIMES編集部です。

毎日たくさんのおもちゃを散らかす子どもたち。
片付けても片付けても散らかる部屋に嫌気がさしてしまい、子どもに向かって「ちゃんと片付けなさい!」と何度も言ってはいませんか?

そのように伝えて、子どもは「ちゃんと」片付けることができていますか?
このような指示では、子どもは何をどうしていいかがわからず、思考停止状態に陥ってしまうのです。

今回は、どう伝える?子どもにお片付けを促す方法というテーマで、子どもへお片付けを促す最適な方法についてお話します。

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1.してほしい行動を具体的に伝える

子どもに片付けを促したいときは、「車はこの箱に入れようね」と、片付ける場所を示しながら、具体的に指示をしてあげましょう。
それが終わったら「ぬいぐるみはこのカゴに戻そうね」と、次にすることを具体的に指示します。

このようにスモールステップに分けて、具体的にしてほしい行動を順番に伝えることで、
子どもはするべきことが明確にわかり、行動に移しやすくなります。
「今、していることをやめる→次にすることに注意を切り替えて行動に移す」を、
一つひとつ具体的に指示しながら導いていくとよいのです。

  

2.ゲーム感覚を取り入れる

落ち着きのない子や片付けができない子は、実行機能の発達が遅いケースが多く、
そういった子どもは行動の切り替えが苦手なことが少なくありません。

もし、わが子がなかなか行動を切り替えられない場合は、
「10数えるうちに遊びをおしまいにするよ。できるかな?」
と、ゲーム感覚で遊びを終えられるような言葉かけをしましょう。

散らばる積み木
  

3.手間ひまをかけ、工夫してサポートすることで、子どもの実行機能を育む

子どもの実行機能を育み、将来的に自力で物事が成し遂げられるようにするには、
大人にも子どもにも、手間ひまと工夫、忍耐がいるのです。

子どもの発達に合わせて、手間を惜しまずに具体的な言葉かけやヒントを与え、
スモールステップで成長していけるようにサポートをしましょう。
そうすることで、必ず子どもの自立(&自律)と活躍に繋がります。

【まとめ】
・片付けを促したいときは、具体的にしてほしい行動をスモールステップで伝える
・行動を切り替えられないときは「10数えるうちに…」といったゲーム要素を取り入れる

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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